ECHELONはプルヒドロポリシラザン(PHPS)と呼ばれる物質が、 200℃〜450℃どいう高音下で、シリカガラス質へ天下する性質を応用したものです。従来、高温での処理が必要だった反応を、常温で起こすことに成功したため、構成の名被膜を形成できる、画期的なコーティング剤です。PHPSが反応するのは、空気中の酸素(02)と水(H2O)。そのクリーンな反応により、緻密で高純度なガラス被膜が形成されます。(ECHELONには、クラリアントジャパン社製のPHPS[アクアミカ]を使用しております)
完全無機の被膜形成するため、酸化・劣化することがなく、非常に長寿命。耐候性促進試験で300時間(約10年相当)のテスト後も塗装面の劣化や退色は見られませんでした。(試験条件:紫外線照射強度90mW/cm 温度63℃ 湿度80%)
石英ガラスに相当する、非常に高い硬度があるため、傷がつきにくく、いつまでも美しさを保ちます。
塗装表面を親水性の高いガラスの被膜で被うことによって、ほかでは得られない本物の親水効果を発揮します。被膜の自浄効果で汚れがつきにくく、ついた汚れも簡単に洗い流す事ができます。※オプションで撥水処理も可能です。ご希望の際は施工店にご相談ください。
ECHELONに用いられているPHPSの技術は、自動車のコーティングに留まらず様々な分野で使用されています。半導体等の超精密機器分野では電気絶縁膜等に用いられ、建築関連、船舶でもすぐれた防汚性、防水性が発揮されています。また、最近では航空旅客機での使用も検討されています。このように多岐にわたって使用されている技術であることが、ECHELONコーティングの何よりの信頼性の証となっています。
ボディコーティングをする際の一番の目的は何でしょう。それはいかに簡単に愛車の美しさを維持するかではないでしょうか。ECHELONなら、普段のお手入れは通常の手洗い洗車のみ。面倒なメンテナンス剤やクリーナー等を定期的にかける必要はありません。親水性のガラス被膜だからできる究極のイージーメンテナンスコーティングです。
ECHELONによる被膜の硬度は、他のコーティング被膜や樹脂材料に比べても群を抜いています。代表的なケイ素樹脂系のコーティング剤による被膜の硬度0.18GPaに対し、ECHELONの被膜の硬度は、3.0GPa。実に 16倍もの硬度があります(数値が高いほど硬く、傷がつきにくい性質があります)。
また、物質のしなやかさを表す弾性率を比較してみても、代表的なケイ素樹脂系のコーティング剤による被膜3.5GPaに対し、ECHELONによる被膜は、31GPaと圧倒的な数値を示しています。(弾性率は、物質を変形させたときの復元力の強さを表します。数値が高いほど復元力が強く、しなやかな性質があります)。